2012年01月31日

世界青年の船、いよいよ出港!

「今、どこにいるの?」
「なにやってるの?」
「なんで学校来てないの?」
「生きてる????!!!!!」



こんな連絡をちらほらいただいたので、
ここに書き残してから出港することにします^^

ばたばた出てきてしまったこと、
ごめんなさい!

内閣府・国際交流事業のひとつ、世界青年の船プログラム。

http://www.shipforworldyouth.org/J/index.htm

静岡県選抜で参加することになりました。
1月20日からスタートしてます。




13カ国のひとたちとの生活。
260人での共同生活。
いまはまだ出航前で、東京のオリンピックセンターでの直前研修中です。




バーレーン人と秋葉原行って、
カナダ人とご飯食べて、
ペルー人と笑って、
ニュージーランド人と洗濯して、
ベネズエラ人としゃべって、
トルコ人とディスカッションして、
インド人をなぐさめて、
エジプト人と語って、
ブラジル人にポルトガル語習って、
スリランカ人とうどん食べて、
ロシア人とルームシェアする予定で、
スペイン人と歌って、
日本人と夜中に日本語使えてほっとしながら恋バナするーみたいな。

世界の縮図のような、そんな毎日。




習慣も文化も言葉も考え方も宗教も価値観も違う人たちと、
同じ空間で生活するって、一生に一度の経験かもしれない。


約10日間の研修のが終わり、
今日から船の上での生活になります。
西回り!



日本での研修は毎日、
レクチャー、コースディスカッション、セミナー、青少年社会活動セッション、都内視察etc…というぎっしりスケジュールでした。
そして、ここでの公用語はぜんぶ英語。

こう書くと、なんだか固くなっちゃうんだけど、
まいにち、とっても楽しい(^^)

世界一周、船で旅するピースボート、ってのがあるけど、あれとはまた別モノ。
ただのぶらり旅ではなく毎日いろんなスケジュールがいっぱいです。




私が参加するこのプログラム、世界青年の船は、
メインがコースディスカッション(らしい)。
自分の興味があるコースに所属します。

①Cross-Cultural Understanding(異文化理解コース)
②Education(教育コース)
③Information&Media(情報メディアコース)
④International Relationship(国際関係コース)
⑤Leadership Development(リーダーシップコース)
⑥Sustainable Lifestyle(持続可能なライフスタイルコース)
⑦Volunteerism(ボランティアコース)

世界中から集まってる、その道のスペシャリストが各コースの特別講師。
レクチャーを受けたり、ディスカッションしたり、
さっきも書いたけれど、
みんな持ってるバックグラウンドだったり経験してきたことだったり、
関わってることだったりがいろいろで、
刺激を受けっぱなしな日々です。







気づいたことふたつ。

帰国したときの自分のためにも記しておきます。


1つ目、
私は、あめりかんいんぐりぃっしゅばかりに馴染んできてしまったんだなあと実感。
ずっと、学校ではそれで習ってきてたし、
まぁ当たり前なんだけど、インドの人の英語とかヒンディー語に聞こえるし、バーレーン人の英語もめっちゃ聞き返しちゃうし。
13種類の英語が飛び交うディスカッションはとても難しい。

でも、きっと彼らも、Japanese English に慣れてないから聞きにくいのかもなー

これは3月まで一緒に生活すれば耳が慣れてくるものなのか($・・)/~~~
こんだけdiverseな空間では、母語がそれぞれ違くって、
第二外国語として英語を話してる人が多いんだから、
コミュニケーションできる英語を使うことがとっても必要だと思いました。






2つ目、
日本の学校の授業スタイルについて。
中学校、高校、大学って、
授業中、先生がひとりしゃべり続ける授業がノーマルだった。

質問があったらどうぞ、なんてときに手を挙げて質問する人はレア。
でもここ1週間、毎日感じてるのは、
私はなんて受動的に人の話を聞いていたんだろうか、ってこと。

質問は?ってとき、手が挙がるのはもちろん。
アドバイザイーが前で話してるときに‘生徒’側の人間がいきなり発言し始めるんですけど。
そうすると、また誰かがそれにコメントするのね。
こうやって、常に、ディスカッションで授業が進んでいく。

そうすると、考えてないとついていけないの。
何も考えなくても1コマ終わってしまう学校の授業のようにはいかなくて。

自分の意見をもつのは本当に大事なことだと思う。
教授の言ったことが絶対ではないし、
なんで?って思うことは聞いたらいいし、
自分の経験に当てはめて考えてたら、いくらでもコメントできるし。




毎日、たくさんの発見と戸惑いとわくわくと笑いと、
そして、頭フル回転で生きてます。

みんなの名前を覚えるのも精いっぱい(‘_’)
アハメッドくんが4人もいるのはどうにかしてほしい笑






おとといは、「社会活動セッション」ってのがありました。
各国の発表者が、
持ち時間内に自分の国の青年が主体で展開してる活動をプレゼンするもの。

13カ国の人たちの前で、英語でプレゼンするって初めてだった。
しかも、私の前にやったいろんな国の代表がものすごくって。

英語がすごい!のはもちろんだったんだけども、
なによりもプレゼン力!聞いてる人を惹きつける力。
憧れる。本当に!
しかもおもしろいから、いちいち会場が沸く。
あんなユーモアのること、ぽんって言えない(._.)!




それからもうひとつ。
ナショナルプレゼンテーションっていう、各国の文化を紹介するステージがあります。
毎晩1カ国ずつ1時間持ち時間があって、日本はトップバッター。
空手、剣道etcや和太鼓、ソーラン節、J-popを織り交ぜたステージになる予定です。
毎日ソーラン節の練習で、太ももの筋肉痛がやばい。
でも、みんなで本気でわいわいソーラン節の練習するのが楽しかったりする。
この研修で東京に集まるまでは、月に1回、東海4県のみんなで集まって練習してました。
大成功させたい。これはほんとに!




最後に、外国参加者ももちろんおもしろいんだけど、
日本人参加者も最高に面白い人たちばかりです。

19歳から30歳まで、
大学生と社会人が半分ずつくらい。
各都道府県から、どんだけふぁんたすてぃっくな人を連れてきてしまったのかという感じです。

毎晩2時or3時までしゃべってしまってどうしよもない!!

みんなの生き方が『型にはまらなくてもいいんだ』ってことを証明してくれてる気がする。

Creativeな生き方が素敵だなと思う。


たくさん刺激を受けて、たくさん吸収して、
でかくなって帰ってこようと思います。

3月7日?くらいまで連絡が取れなくなります。
(インド、シンガポール、スリランカでもしかしたらWi-fiゾーンがあるかも)
元気でやっているので、ご心配なく。

たくさんの人の応援と支援で、この機会を手にできたことに感謝します。
特に、家族には最大のありがとうを言わなくては。




ありがとう。いってきます

今夜から、絶頂美人ロシア人と、女医のインド人とのルームシェア!(^^)!   

Posted by サヤカ at 08:58Comments(2)SWY24! 世界青年の船