2012年08月20日

7歳の私と21歳の私。国際協力って?




わたなべさやか小学1年生。

記憶の中での初めての外国 Bangladesh



※わたしはどこでしょう。(^O^)/




手でカレーを食べて、舟で河を渡って、人力車で移動して、とにかく暑くて、人がたくさん!




日本とはすべてが違ってて、
でもそこで同い年の友達ができて・・・
今振り返れば、私の原点だったのかもって感じる。





(7歳の私と4歳の妹と2歳の弟を連れてった母親がまずツワモノw)



そんなバングラデシュに、
この夏1ヶ月行ってきます(^^)





幼少時代(そんなおおげさじゃないけど笑)を振り返る。


バングラで私が感じたこと。

7歳の記憶ってそんな明確じゃないけれど、
「国際協力」とか、「国際支援」とか、
いやいやそもそも、
「途上国」「先進国」なんて概念も知らない小学生。




あのとき感じたのは
「かわいそう」とか「なにかわたしにできるかしら」
とかではもちろんなく、

裸足でぼろぼろの洋服を着てお水を売ってる同い年くらいの子どもの前で
お洋服を着て人力車に乗ってる自分がいやだったこと。
じっとめずらしそうにこっちを見てるあの子たちからかくれたかったこと。

ほんと。写真を見ても、あとは全然おぼえてない('_')
とにかくあつかった!




日本で生まれ、
日本で育ち、
お家があって、
親がいて、
幼稚園に通い、
小学校にあがり、
ランドセルを買ってもらい、
宿題をやって、
友達と遊んで、
ご飯を毎日食べて、
お風呂に入って、
本を読んでもらって、
ベットで寝る。


そんな自分にとっての当たり前である狭い世界しか知らなかった私が
感じたこと、見たことはそれなりにおっきかったんだと思う。









小学校の社会の時間、気になったのは教科書の途上国の写真だった。

きっと、周りのみんなには、

縄文土器のページも、
国会のしくみのページも、
地元の特産品のページも、
流通のしくみのページも、
アフリカの写真のページも、

おなじように映ってたんだと思うけど、




「あ、ここ、みたことある」

そんななにかが私の好奇心を刺激してた気がする。





中学校。
総合的な学習の時間に調べてたことは、
子どもの権利条約だったり、
国連のことだったり。

(当時はNGOの存在は知らなかった。)


難民問題、女性差別、緊急支援、教育、宗教、経済格差、戦争、紛争、、、

知れば知るほど、大きすぎていろんなことが複雑に絡みすぎてることに気づくようになった。




高校生になって、
それまでの単なる興味から、
国際協力を仕事にして生きたいと思うようになった。





そしていま、大学の国際文化学科で学んでる。


学問だけじゃ、教科書からだけじゃ、
どうにもアプローチできない分野であることは分かってて、

インド(⇒http://sayaka.eshizuoka.jp/e750817.html)や
ケニアのNGOを訪ねたり旅したり。

世界青年の船プログラムに参加して13カ国の世界の仲間とたくさんの話をしたり。






このころの自分と、
将来、国際協力に携わる活動をしたいなって考えてる、
21歳の私が感じて来ることはまた違うんだろな。





9/2-9/26
この夏は1ヵ月だけの滞在。



けど今回の滞在で、おおきな決断をします。

3年生が終わったら、4月から休学してバングラの孤児院で1年間働いてくるってやつ。

せっかくお声をかけていただいているので、
必要としてくれている人がいるなら、
それに応えたいなって思う。


職種は日本語教員。

(なぜバングラという途上国の孤児院で日本語の先生が求められているか、
必要なのかは、
実際私も疑問に感じたし、
考えたし、ここでは書ききれないのでまた今度。
一応、自分の中での答えは出た。)




この夏も、黒くなりそう。←

この夏も、たくさん考えるだろうな。



(この写真は自分でも自分を探すのに時間がかかった笑)





大学院に進学して、国際協力を極めたいとはずっと思っていたけれど、
大学4年間、大学院2年間って、
学問としてぶっとおしで学ぶことに抱いてた少しの疑問。



現地で暮らして、
一緒に働いて、
なぜうまくいかないのか考えたり、
長期的な目標を設定したり、
マネジメントに関わったり、
何が必要で何が必要でないかを肌で感じる経験は、

ぜったい大きいとおもう。



それはきっと、今までのインドやケニアへの旅やスリランカの滞在で感じたこととはちょっと違うはず。




この子たちにまた会えたら嬉しいなー。


それにしても、自分はまだまだ未熟者で、
たくさんの素敵な出逢いによって毎日たくさんのことを
教えてもらってます。

周りの人に、大感謝。



では、いってきます!








When I was 7 years old.
My mother brought us to Bangladesh.

We ate curry with hand, crossed the river by boat, ride riksya(bike)....it was sooooo hot and the market was crowded with people!

It was completely different from Japan!!
And I made same-age-friends.

Maybe it was my first point to think about international matter.
Thanks, mom.

I am going to visit Bangladesh this summer for 1 month for study,fieldwork and volunteer work.
9/2-9/26

In the future....
I wanna work for activity of international cooperation.

Now I'm looking forward to visiting!!;))

Picture**
Sayaka 7 years old
Chiaki 4 years old
Daisuke 2 years oldー 場所: Dhanmondi,Dhaka, Bangladesh  

Posted by サヤカ at 16:46Comments(2)