2010年05月25日
戦争体験を聴く

5月10日(月)の静岡新聞朝刊に、さやかが富士宮のおじいさんを訪ね、
戦争の体験をお伺いした記事が掲載されました。
高校3年の受験まっさかりシーズンに、静岡新聞の読者のページ「ひろば」に、
このおじいさん・井出さんの投稿がありました。
実際に戦争に行った井出さんは、
自分の経験を今の若い人たちに知ってほしいという思いで、
思い出を冊子にまとめ上げたそうです。
この投稿を読んだ高校生のさやかは、井出さんに会ってお話を聞きたくなって、
静岡新聞社に電話してみました

何回かのFAXのやり取りの後、浜松へ引っ越して来る前に、実際お会いしてきました。
井出さんは、とっても優しいおじいさんでした

今の私たちの世代が、
戦争を実際に経験した方から直接お話を聞けるラストチャンス世代です。
私たちの子供の世代になったら、誰かが聞いた話を間接的に聞いたり、
残された文章を読むことしかできなくなります。
この責任は大きいなって思うんですよね

辛い経験で、思いだしたくも話したくもない人だってたくさんいる中で、
井出さんのように伝えたいって思ってくれている人がいるなら、
じっとしてちゃダメな気がしません???

井出さん、ありがとう。
また会いに行きます。
井出さんの綴った分厚い冊子を、今、頑張ってword化してます。
たくさんの人に読んでもらいたいから。
今度はそれを持ってお伺いしますね
